健康

心臓カテーテル検査!入院から検査後までの実体験レポ!痛みや入院日数なども


スポンサードリンク

心臓カテーテル検査という言葉をあまり聞いたこともなかったのですが、心臓カテーテル検査で入院することになってしまいました。

2016年9月ですので、つい最近の話です。

心臓カテーテル検査を受けて、ステントは入れたのか?

また、痛みや入院日数などについて「心臓カテーテル検査の実体験レポ」を書かせていただいています。

心臓カテーテル検査について、これから心臓カテーテル検査を受けられる方やこれまで受けられた方に少しでもお役にたてればと思います。

スポンサードリンク

心臓カテーテル検査で入院!入院に至った経緯など

2016年9月初旬。循環器内科に入院して、心臓カテーテル検査を受けることになりました。
なぜ、入院して、心臓カテーテル検査を受けることになったのか、経緯を書きますね。

ちょうど、1年前の8月のことです。

循環器内科を訪れることになったのは、足のむくみからです。
足首からふくらはぎにかけて、左の足が腫れていたんです。

Myriams-Fotos / Pixabay

自分では、あまり気が付かなかったのですが、友達Aちゃんが自宅に遊びに来ていて、「Bちゃんの足腫れてるよ!」といったのがきっかけでした。

健康のことには、物知りの別の友達Cさんに相談しました。

Cさんは、こう言いました。
「足のむくみ?そうねえ、循環器内科かもねえ?」

そして、Cさんが別の日に循環器内科のある病院へ連れて行ってくれました。

お医者様の診断結果は、むくみは特に気にするほどのものではなかったのです。

お医者様の言われるには、「せっかく来られたので、検査して帰られますか?それともこのまま何も検査しないで帰りますか?」でした。

即座に「検査してください!」といい、身体を検査してもらいました。

この時の検査は、血液検査、エコー検査、CT検査、などでした。

検査の結果、心臓の血管に通常よりも細いところがあるということが分かったのです。

これ以来、飲み薬を1年間飲み続けてきました。
「血液サラサラ」と「中性脂肪」の薬です。

1年後にまた、検査に来てくださいと言われていましたので、今年(2016年)9月初旬に循環器内科に検査に行ったところです。

するとまた1年前に検査したような検査をされました。

血液検査、エコー検査、CT検査などです。

お医者様が、心臓のCT検査の結果を見せてくれて、入院して心臓カテーテルの検査を受けるように言われました。

その後に、ステントの写真を見せて、このようなものを入れることになるかもしれないとも言われました。

心臓の写真を見せてもらったのですが、心臓の血管がやはり細くなったままでした。

入院について、「来週はどうですか?」というお医者様の問いに「来週でいいです!」と言ってしまいました。

 

来週の入院日というのは、検査日から5日目になります。

これまで、お産以外に入院したことがなかったのですが、今度の「入院」は、突然のことでした。

1年前に受けた心臓の検査以来、薬を飲んできたのですが、改善が見られなかったみたいです。

以上が、入院することになった経緯になります。

心臓カテーテル検査の入院は、2泊3日か、3泊4日かどちらかになるということで、はっきりは言われませんでした。

スポンサードリンク

心臓カテーテル検査前の準備!手首からと足の付け根から?

入院は、午後2時からでした。
心臓カテーテル検査は、入院2日目にされる予定です。

心臓カテーテル検査をするのに、手首からと足の付け根からと両方予定されてました。

右腕の動脈から心臓カテーテル検査をして、結果的にステントを入れなければならない状態の時には、足の付け根から入れるみたいです。

つまり、心臓の血管が30%くらいまで、狭くなっている時にはステントを入れるみたいです。

 

そのための準備として、足の付け根を剃毛されました。

あとは、担当の看護師に前もって書くように言われていた書類等を提出したりでした。

書類というのは、現在の健康状態をチェックする書類や病院で着る寝衣を借りる為の書類(紙切れに近い)です。

 

入院1日目は、夕方の食事を取りのんびりと部屋のテレビを見ながら過ごしました。

食事は減塩の食事でほんとの薄味でとても美味しいというものではなかったです。

これまで自分の取っていた食事が、味が濃いのが良く分かりました。

 

※他にも心臓カテーテル検査の関連記事を書いています 

心臓カテーテル検査のリスク!危険性や合併症など・・実体験レポ

 

心臓カテーテル検査を受けた!ステントは入れた?

入院2日目、心臓カテーテル検査を受ける日です。
時間は、午後1時半くらいから自分の検査の番です。

ステントは、入れたか?
というと、心臓カテーテル検査の結果ステントは入れなくても良いというお医者様の判断になりました。

 

入院2日目、心臓カテーテル検査を受けるまでの流れを書きます。

朝から、左腕に点滴を打っています。
造影剤を打った時に、早く体の外に出すように点滴を打つようです。

「腕の動脈からの心臓カテーテル検査だけで済めば、いいのですが、
もし、ステントを入れる場合には足の付け根から入れます。」

ということを、看護師が言ってきました。

お昼になり、食事は軽くパンとバナナとジュースでした。

刻一刻と心臓カテーテル検査の時間が近づいてきています。

この後、心臓カテーテル検査を受けるのに、大人用のおむつをされて、車いすに乗せてもらって検査室に入りました。

 

検査室に入ると、大きな音がトッ、トッ、トッとしていました。

検査室にいるスタッフさん(女性)が「○○さんの心臓の音ですよ」と教えてくれました。

自分の心臓の音が元気よく聞こえて、「へえ~!コレが自分の心臓の音なんだ」と一瞬思いました。

ChadoNihi / Pixabay

診察台に仰向けになった後、検査室では、次のようなことをされました。

 

 

  • 右手首の消毒(カテーテル挿入部位)
  • 右足付け根の消毒
  • 右手首に局所麻酔
  • 右手首にカテーテル挿入
  • 検査実施後にカテーテルを抜く
  • 止血バンドで止血

検査の実施前に、他にも心電図や血圧測定、造影剤注入などがありました。

造影剤注入後に、スタッフさんの「痒みはないですか?」の声が聞こえてきました。

造影剤の副作用で、身体が痒くなる人もいるそうです。

自分の場合は、かゆみは感じられなかったです。

 

右手首にカテーテルを挿入された時から、右手の血管の中を少しづつ心臓に向けてカテーテルが進んでいっているのかなどと想像してしまいました。

 

右手のひじの上あたりまでは、カテーテルの「ゴソゴソする感じ」を受けました。
気持が悪いのを少し感じましたので、目をつむって何も考えないようにしました。

 

あとは何事もなく心臓の血管まで達したのでしょう。
何も違和感はなかったです。

ここまでで、痛みが特にひどいということはあまりなかったです。

右手首の局所麻酔の時にチクッとしたくらいでした。

心臓カテーテル検査にかかった時間ですが、看護師に聞いたところ検査室に入ってから出てくるまで約15分だったようです。

心臓カテーテル検査の結果、先ほども書きましたようにステントは入れなくてもよいというお医者様の判断になりました。

この時点で、入院の日数は2泊3日ということになりました。

心臓カテーテルの検査後!痛みや大変だったこと

心臓カテーテルの検査後は、車いすに乗せられて、入院している部屋に帰ってきました。

この後、右腕の痛みに悩まされることになります。

右手首のカテーテル挿入部位からの出血を止めるために、止血バンドというものをしてくれます。

止血バンドは、エアで圧迫を調節できるようになっています。

止血バンドの締め付けがハンパなく強くて、腕の骨が砕けるのではというくらい痛みがありました。

止血バンドの空気を少しづつ抜いてくれるのですが、とにかく痛かったので看護師に連絡を取ったんです。

今、止血バンドの空気を抜きすぎたら血が噴き出すと言われました。

腕の痛みが我慢できないことを伝えると、「痛み止めを飲みますか?」と言われ、痛み止めの薬を飲みました。

frolicsomepl / Pixabay

痛み止めを飲んだのですが、あまり効き目もなく痛くてつらい時間が夜中まで続きました。

止血バンドをなぜこれほどまでに、きつく締めているのかを看護師に聞いてみました。

すると、「血液サラサラ」の薬を飲んでいるので、飲んでいない人より血が止まりにくいからと言われたのです。

右手には、止血バンド左手には点滴でトイレに行くのがつらかったですね。

オシッコの回数が点滴をしているので、とにかく多かったです。

心臓カテーテルの検査をする時に、造影剤を体に入れているので、体から造影剤を抜くため(尿として出す)に点滴をたくさんするそうです。

右手の止血バンドや左手の点滴から解放された時から、今度は新たな痛みが・・・。
腰の痛みでした。

入院時に持っていって良かったものは?

入院するときには、「入院のご案内」という小冊子を病院側からくれます。

その中に、準備して頂くもののリストがありますので、リストに書いてあるものを持っていきます。

  • 現在使われている内服薬・注射薬など
  • 洗面用具(歯磨きセット、髭剃り、石鹸、シャンプー、くしなど)
  • 日用品(下着、ちりかご、タオル類、履物、寝衣、ティッシュなど)

タオル類としか書いてなかったのですが、入院時に持って行って良かったものは、バスタオルでした。

しかも、大判のしっかりしたバスタオルを持って行って良かったです。

sferrario1968 / Pixabay

入院2日目に、看護師が「バスタオルを貸してください!」と言ってきたんです。

バスタオルを何に使ったかといいますと、心臓カテーテルの検査の時に身体の下に敷くのに使ったのです。

はじめは、大判のバスタオルは、荷物がかさばるから小さめのを準備していました。
やはり持っていくなら大判のしっかりしたバスタオルを持って行こうと考え直してよかったです。

バスタオルのことは、病院によっても違うかもしれませんが・・・。

ご参考までに。

退院後の治療と入院日数

心臓カテーテル検査を受けた、次の日の午後に退院することになりました。

退院後の治療として、これまで飲んでいた、「血液サラサラ」と「中性脂肪」の薬を飲み続けることになりました。

腰痛の痛み止めももらって、帰ってきました。

結局、心臓カテーテルの検査入院は、2泊3日でした。

おわりに

入院することになった経緯から、退院後の治療までを実体験レポートさせていただきました。

いかがだったでしょうか?

検査入院といえども、心臓カテーテル検査はカテーテルを心臓の血管まで通すのでリスクもあるということで怖い気持ちもありました。

実際、心臓カテーテル検査を受けてみて、初めてステントを入れるかどうかをお医者様が判断されるということも分かりましたので、心臓カテーテル検査を受けて良かったと思います。

 

※他にも心臓カテーテル検査の関連記事を書いています 

心臓カテーテル検査のリスク!危険性や合併症など・・実体験レポ

今後、心臓カテーテル検査を受けられる方にとって、少しでもお役にたてれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサードリンク

 



-健康