大腸ガン検査 内視鏡の流れ!実体験で冷や汗が?料金や食事も
大腸がん検査で内視鏡の検査を実際に受けましたので、実体験レポとしてご紹介いたします!
大腸がん検査で内視鏡の流れについて、また、危機一髪冷や汗をかいてしまったこと、大腸がんの内視鏡検査の料金や食事について書いています。
大腸がん検査 内視鏡の検査を今後受けられる方に少しでもお役に立てればと思います。
目次
大腸がん検査 内視鏡検査を受けるきっかけと検査の流れ
大腸がん検査 内視鏡検査を受けるきっかけとなったことや検査の流れについて書いています。
大腸内視鏡検査を受けるきっかけについて
大腸がんの検査を受けようと思ったきっかけは、自分がひょっとして大腸がんではないのかと思い始めたからです。
下痢を頻繁にしたり、夜中でもお腹が痛くてトイレに立ったりしていたんです。
大腸がんについての知識は、なかったもののひょっとして、大腸がんなど、悪い病気なのではと自己診断していました。
これまで、何度も受けた方が良いと思いながらも、大腸がん内視鏡検査を受けられずにいました。
その理由は、大腸がんの内視鏡検査をするのは、とても恥ずかしいという思いからです。
友人にそのことを話すと、「そんないちいちお医者さんは気にしていないよ。慣れたもんじゃないの!」とかえって不思議そうに言っていました。
内視鏡を肛門から入れられるということを考えると、恥ずかしくてとても大腸がんの内視鏡検査は死ぬほど嫌だと思っていました。
でも、恥ずかしいという考えは、簡単にひっくり返ったのです。
それは、自分が大腸がんではないのだろうかと思い始めた時からでした。
子どもたちには、迷惑はかけられないし・・・。
もっと生きたい!
そう考えた瞬間、恥ずかしいという考えは、どっかに吹っ飛んで行ったのです。
1日も早く大腸がんの内視鏡検査をしてほしい!という考えに変わりました。
大腸内視鏡検査の前日から当日の様子
行きつけの病院へ行き、大腸がんの検査をしてほしい旨をお医者さんに伝え、「早いうちにしてほしい」とお願いしたところ翌日の早い時間なら空いていると言われたのです。
ということで、早速その場で、大腸がん内視鏡検査の日を翌日に決めました。
検査の始まる時間は、午前10時30分です。
夕食は、午後6時までに終える。
検査前夜、8時に2錠の薬、センノサイド(※1)を飲む。
検査当日は、朝食、昼食、内服薬すべて禁止。
検査当日、午前5時に、1錠の薬(プリンペラン)(※2)を飲む。
※1)センノサイドとは、副作用が少なく高齢者や妊婦にも使用できる便秘薬で、消化管の検査の時や消化器の手術前後の腸管内の内容物を取り除くときに使用されるようです。
※2)プリンペランについて調べてみたところ、制吐剤ですね。
吐き気止めで、非常に古い薬ですが、吐き気に対する効果もしっかりあるようです。
この後、1時間後から、自分の場合には、午前6時~8時まで、2時間かけて、ニフレック(腸管洗浄剤)を飲むことになります。
腸管洗浄で危機一髪、冷や汗の理由は?
大腸がん内視鏡の検査を受ける際に、腸内に食べたものが何も残っていない状態にしなければなりません。
そこで、ニフレック(腸管洗浄剤)を飲みます。
腸管洗浄剤を飲んで、排便が始まりますが、それが超スピードの排便です!
ドドドドーーーッ!!
という感じです。
「あっ!なんかまた、お腹が!!」と思うか思わないかのうちにトイレに駆け込んだ方が良いです。
私の場合、本当に危機一髪、おもらし寸前で冷や汗ものだったんです!!
この時には、まだ、自宅だったので良かったのですが、病院でしかもトイレが満員だとしたら・・・怖い!!
午前6時から、朝食抜きでニフレック(腸管洗浄剤)を飲み始めますので、午前6時前になったら、準備しました。
病院から、水を入れる容器やニフレック配合内容剤などを渡されるので、
2リットルの水を入れたりして用意しました。
ニフレックの配合内容剤を2時間かけて、2リットル飲まなければならないのが、苦痛でしたね。
はじめのコップ1杯や2杯は平気で飲めたのですが、だんだんムカつきが出てきました。
あくまでも、自分の感想です。
1時間に1リットルの速さで飲むことになりますので、逆算しながら飲んでいった感じです。
味は、ポカリスエットに似た味だと思いました。
1リットルを飲み終わる頃に排便が始まりました。
この時に、排便の回数をチェックしていった方が良いです。
病院で、排便の回数を看護師さんに聞かれますので。
いよいよ大腸がん内視鏡検査 覚えていない?
大腸がんの内視鏡検査の時間が近づいてきましたので、大腸内視鏡検査を受ける病院へ行きました。
病院に着くと、看護師さんが患者さん用の個室に案内してくれました。
個室には、トイレがついていて良かったです。
ここでもまた、トイレに4回くらい行きました。
排便の回数も14回くらいになり、腸管内がキレイになったのではと思いました。。
腸管内がきれいになった目安として、排便を確認した時に、カスがなくなり、無色かうす黄色の水様便になった時だそうです。
うすい青色の大き目の使い捨てパンツで、お尻のところだけ開いたものを着用します。
いよいよベッドに横にされ、血圧を計ったり点滴を打ったりされているところまでは、覚えていますが、その後は覚えていなかったです。
目が覚めて、看護師さんに「検査は終わったんですか?」とお聞きしたところ、「終わりましたよ!」と言われました。
この後、別のベッドに移り、1時間くらい休んだと思います。
その後は、お医者さんに結果を聞くことになったのですが、幸い何も病気はなかったとのことでした。
大腸がんや、大腸ポリープ、潰瘍などなかったようです。
一安心して、自分で車を運転して自宅に帰ってきました。
私のかかっている病院では、大腸がん内視鏡検査の時には、点滴をしながら、腸の動きを止める薬と、鎮痛剤を注射されたのでした。
そういえば、「眠っているうちに終わりますよ」と、看護師さんが言っていました。
大腸がん検査 内視鏡 料金と食事について
大腸がん検査 内視鏡の検査を受けましたが、料金は、3割負担で7,500円でした。
腸内に何も病気がなかった場合の料金です。
腸内にポリープができていたりすると、料金はまた変わってくると思います。
食事についてですが、2~3日前から、消化の悪いものを食べないようにします。
特に、海藻類、くだもの、漬物他にも繊維質のものは、控えます。
(海藻はなぜ食べない方が良いのですかとお聞きしたら、わかめなどの海藻は、腸壁にくっつくことがあるからだそうです。またいちごは、種が腸につくことがあるから。)
検査前日の夕食は、消化の良いものを食べるようにします。
消化の良い食べ物といえば、うどん、そば、おかゆなどでしょうか?
自分の場合には、うどんを柔らかく煮て煮汁は薄い味付けで食べました。
ご参考までに。
おわりに
「大腸ガン検査 内視鏡の流れ!実体験で冷や汗が?料金や食事も」の実際に体験したレポについてお伝えしました。
大腸ガン検査 内視鏡の検査は、お腹の調子は悪いものの、何らかの理由でできたら受けたくないと思われる方も多いのではないでしょうか?
大腸がん検査 内視鏡の検査を受けるのは死ぬほど嫌だと思っていましたが、いざ、「ひょっとして癌が隠れているのでは?」と思った瞬間、気持ちも変わっていきました。
命はまだまだ惜しいと思っているのでしょうね。自分ながら・・・・。
このレポートが、これから大腸内視鏡検査を受けられる方に、少しでもお役にたてれば幸いです。