キウイに含まれる栄養素カリウムとは?高血圧の予防に効果の理由!
キウイには、ビタミン類や、ミネラル類、その他たんぱく質や食物繊維などの栄養素が含まれています。
キウイに含まれている栄養素カリウムは、ミネラル類に分類されます。
キウイに含まれている栄養素カリウムは、高血圧の予防にどのように役に立っているのかということについて、調べてみました。
今回は、キウイに含まれている栄養素の中でもミネラル類に入るカリウムについて、ご紹介していきます。
では、ご覧下さい。
カリウムとは?
カリウムは、、神経伝達で重要な役割を果たしていて、生物にとっては必須元素です。
神経の伝達をよくして筋肉の動きをスムーズにしてくれます
又、カリウムは、人体では8番目もしくは9番目に多く含まれる元素で、体重の約0.2%を占めています。
カリウムは、果物のキウイはじめバナナやメロンやアボガドなどに含まれています。

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他にも豆類魚類、肉類、キノコ類、野菜などにも含まれています。
カリウムは、熱に弱いので、キウイなどの果物で食べると栄養素が壊れなくて効率よく摂取することができます。
キウイに含まれている栄養素カリウムが高血圧の予防に効果の理由!
キウイに含まれている栄養素カリウムは、高血圧の予防に効果があると言われていますがその理由とは何なのでしょうか?
塩分を取り過ぎると、血圧が上がるということは、ご存知かと思います。
キウイなどに含まれている栄養素であるカリウムは、体内の余分な塩分を排泄する作用がありますので、血圧を下げるのに効果的だと言えます。

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カリウムの働きとしての利尿作用が、体の中の塩分を尿や汗として排出してくれるのです。
カリウムは、毒素を排出してくれる欠かせないミネラルといえます。
カリウムは、また、血管を拡張して血液の流れを良くしてくれる働きがありますので、血圧を下げるのに効果的です。
カリウムは熱に弱い栄養素ですので、生で食べられるキウイは栄養素を壊すことなく摂取できます。
キウイばかりでなく、バナナやアボガド、メロンなども果物ですので、熱で栄養素のカリウムを壊さないで摂れますね。
カリウムが不足するとなりやすい症状は?
カリウムが不足するとなりやすい症状として、疲労が取れない、食欲がないなどの夏バテの症状がでたりします。

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夏バテばかりでなく、カリウムが不足するとなりやすい症状が他にもあります。
以下のような症状です。
血圧の上昇
のどが渇く
便秘
めまい
乾燥肌
ニキビ
筋肉の衰え
夏場には、大量に汗をかくので、カリウムが不足して、身体のミネラルバランスが崩れると疲労が取れなくて食欲もないなど夏バテになります。
身体に溜まった汚れた水や塩分を排出できなくなると、顔や足にむくみがでます。
ナトリウムの排出を促すカリウムが不足することで、血圧が上昇したりします。
カリウムは、痩せる効果大のミネラルですが、不足すると自然な排便ができなくなり、便秘になりダイエット効果が半減します。
カリウムを摂りすぎてはいけない人は?
これまで、カリウムを含む栄養素のキウイなど摂取した方が良いとご紹介してきましたが、実は、カリウムを摂り過ぎてはいけない人もいるのです。
カリウムを摂り過ぎてはいけない人は、腎臓を患っている人です。
腎臓を患っている人は、カリウムを摂取しすぎる可能性があり、注意が必要です。

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通常では、カリウムを摂りすぎていても腎臓や肝臓で調整してくれるので何も問題はないようです。
腎臓を患っている人は、カリウムを調整する機能が低下しているため、動悸、不整脈、血圧低下、生理不順などの症状がでてくるようです。
以上のような症状が出た場合には、病院に言った方が良いと思います。
【参考】
厚生労働省が推奨するカリウムの1日の目安摂取量は、成人男性で2500mg、成人女性で2000mgです。
まとめ
これまで、キウイの栄養素としてカリウムについて、ご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
以下にまとめておきましたので、ご覧下さい。
カリウムは、、神経伝達で重要な役割を果たしていて、生物にとっては必須元素です。
カリウムの栄養素を含んだキウイなどは、高血圧の予防に効果的である。
カリウムの栄養素を含んだキウイなどが不足すると夏バテなどなりやすい症状がある。
カリウムを摂り過ぎてはいけない人は、腎臓を患っている人である。
キウイなどの果物から栄養素のカリウムを摂れば、熱を加えないので栄養素を壊すことなく摂取できます。
生活習慣病とくに、高血圧にならないために今から予防として、カリウムを摂るようにされたらいかがでしょうか?