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ノロウイルスの症状は?子供が嘔吐した時の処理!感染を防ぐには


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ノロウイルスが10年ぶりに猛威をふるっているようです。

昨年(2016年)の11月末の国立感染症研究所は、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が過去10年で2番目に多くなっていると発表しています。

また、2017年1月10日のNHK総合の放送でノロウイルスについて取り上げていましたね。

今シーズンのノロウイルスについて、専門家によるとウイルスが変異したことで感染力がすごく強くなっているということです。

ノロウイルスにかかった時の症状は、どういうものでしょうか?

また、子供さんが、ノロウイルスに感染して嘔吐した場合の処理や感染を防ぐためにはどんなことに注意すれば良いのか調べてみました。

では、どうぞご覧ください^^

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ノロウイルスによる胃腸炎の症状は?子供がかかると・・・

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。

ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。

健康な方は軽症で回復しますが、子供さんやお年寄りがノロウイルスにかかると重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。

ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られているみたいです。

geralt / Pixabay

とくに、専門家によると今シーズン(2016~2017年冬)のノロウイルスは、ノロウイルスの遺伝子にある変化が起きているということが言われています。

普通でしたら、ウイルスが体内に入ると過去に感染して免疫を持っていれば退治してくれるのです。

ですが、今シーズンのノロウイルスは、遺伝子が変化したことにより、これまで持っていた免疫が効きにくくなっていると言われています。

これまで持っていた免疫がききにくいので、感染の拡大につながっているということになります。

注:記事中の専門家というのは、北里大学の片山和彦さんのことです。

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ノロウイルス 子どもが嘔吐した場合の処理の仕方

子供さんが嘔吐してしまった場合の処理の仕方ですが、まず、マスクやゴム手袋をします。

嘔吐物をペーパータオルなどで拭き取ります。

床に嘔吐した場合には、拭き取った場所に新聞紙を広げて、濃い消毒液をかけます。

濃い消毒液が嘔吐物によってついてしまったウイルスを消毒してくれます。

Conmongt / Pixabay

薄い消毒液は、ドアノブ、冷蔵庫のとびらのふき取りなどに使用します。

:濃い消毒液や薄い消毒液の作り方については、後で書きますね。

 

じゅうたんに嘔吐した場合には、床面の時と同様に、まず、ペーパータオルなどで拭き取ります。

その後、タオルなどを滴が垂れない程度にぬらして、嘔吐した場所に被せます。

濡れたタオルが乾く程度まで、高温でアイロンをかけます。

すると、アイロンの熱によってウイルスが変形して、ノロウイルスを死滅させる事ができるということです。

ノロウイルスの濃い消毒液や薄い消毒液の作り方

市販の塩素系漂白剤を利用して作ります。

塩素系漂白剤は、ハイターのことで、ドラッグストアに売っていますね。

2リットルと500ミリリットルのペットボトルを用意します。

 

・濃い消毒液の作り方

500ミリリットルのペットボトルに、ペットボトルのフタ2杯分の塩素系漂白剤を入れ、容器がいっぱいになるまで水を入れる。

これで、濃い消毒液の出来上がりです。

 

・薄い消毒液の作り方

2リットルのペットボトル濃い消毒液を約200ミリリットル入れる

容器がいっぱいになるまで水を入れる。

以上で薄い消毒液のできあがりです。

簡単でしょ^^

ノロウイルスの感染を予防するには?

ノロウイルスは主に人の手などを介して口から感染するということです。

まずは、手洗いを心がけることがノロウイルスの感染を予防することに繋がります。

手洗いをする時には、石けんを使います。

指ばかりでなく爪の間や手首まで、時間にして40秒ほど洗う方が良いようですよ。

ノロウイルスの専門家である北里大学の片山さんによると、手を洗う際にハッピーバースデイの歌を2回歌うと約40秒になり、しっかりと手を洗うことが意識できるそうです。

ハッピーバースデイ トゥ ユー♪~なんて歌いながら

楽しく手洗いができて、ノロウイルスの感染予防もできて良いかもしれませんね^^

offthelefteye / Pixabay

特に、ノロウイルスにかかった人の糞便や吐物には、大量のウイルスが排出されるので、食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗うようにしましょう。

また、下痢や嘔吐などの症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。

加熱が必要な食品については、食品の中心部まで加熱して食べることも大事ですね。

おわりに

「ノロウイルスの症状は?子供が嘔吐した時の処理の仕方!感染を防ぐには」について、ご紹介しました。

ノロウイルスの感染を防ぐには、手洗いが欠かせません。

 

もしも、子供さんがノロウイルスにかかってしまい嘔吐した時には、早めに処理することが大切です。

嘔吐物が乾燥すると、ノロウイルスが舞い上がってしまい飛沫感染するようですので・・・。

子供さんから、次はパパさんママさんと感染しないように、消毒されてノロウイルスを死滅させてくださいね^^

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