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川内大綱引2016の日程・交通規制・アクセスは?みどころは?


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薩摩川内市で毎年9月に行われている川内大綱引。上半身裸の男たちが激しく体と体をぶつけ合い、日本一大きくて重い大綱を引きあいます。

鹿児島県の無形民俗文化財である「川内大綱引」は、薩摩川内市の伝統行事で、 2016年(平成28年)の今年で417年目になります。

川内大綱引 2016年(平成28年)日程や場所について、また、交通規制はあるのか見るときのポイントなどについて調べてみました。

では、ご覧ください。

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川内大綱引とは?

川内大綱引とは、鹿児島県薩摩川内市で毎年9月に開催されている綱引きの伝統行事で、鹿児島県の無形民俗文化財です。

川内大綱引の歴史は古く、関が原の合戦の際に、第17代薩摩藩主島津義弘公が、藩士の士気を高めるために始めたと言われています。

川内大綱引に使われる大綱の長さは365m直径35㎝重さ7トンという大きさです。

参加者は、3000人、観客は6万人にもおよびます。

また、昭和60年には、400年以上の歴史と伝統を守り後世に伝えていくため、川内大綱引保存会が設立されています。

大綱の中心部で男たちが押し合いをする勇敢な姿は、エネルギーに満ち溢れ、見る者にも勇気を与えてくれると思います。

これまで、川内大綱引の事を通称「けんか綱」という言葉を使用していましたが、平成26年度(2014年)より、「けんか綱」という表現はしていないようです。
「けんかができる綱引」「けんかをしてもいい祭」という誤解を招くからという理由からです。(川内大綱引保存会HPより

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川内大綱引 2016の日程は?

川内大綱引 は、毎年9月22日に開催されますが2016年はうるう年で9月22日が秋分の日に当るため前日の9月21日(水)に開催されます。

川内大綱引が開催される当日は、朝から自衛隊川内駐屯地、建設業協会、地元の高校生・中学生、一般市民など一丸となって綱練りが行われます。

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日程:2016年9月21日(水)雨天決行

  • 朝6時頃~15時頃 県道京泊大小路線で綱練
  • 15時30分頃~  練りあがった綱を国道3号に運ぶ綱出し
  • 19時~     綱引前の神事 ダン木祭
  • 20時15分頃   綱割(大綱引開始)
  • 21時45分頃   終了

注:状況により変更などもあります。

 

開催場所や交通規制やアクセスなど

川内大綱引の開催場所交通規制などについては、次のとおりです。

  • 開催場所国道3号大小路側
  • 交通規制について
  •  6:00   県道規制開始(県道川内・串木野線)
  • 15:30  国道片側交通規制開始(国道3号下り片側通行止め 
  • 16:00  県道規制解除(県道川内・串木野線)
  • 18:00  国道全面交通規制開始(国道3号全面通行止め
  • 23:00  国道交通規制解除

開催場所までのアクセスは?

【電車でのアクセス】
川内駅から徒歩10分(JR・肥薩おれんじ鉄道川内駅から徒歩10分)

【車でのアクセス】
薩摩川内都I.C.から約10分

【鹿児島空港からのアクセス】
「リムジンバス鹿児島空港線」鹿児島空港駅~鹿児島中央駅 約40分
鹿児島中央駅~川内駅 九州新幹線で 約15分
鹿児島中央駅~川内駅 鹿児島本線 約45分

川内大綱引のみどころは?一般的な綱引きと違うルールも

川内大綱引は、2016年の今年は、9月21日(水)に、国道3号大小路側で開催されます。

鹿児島県薩摩川内市の男たちが、上半身裸で体と体をぶつけあい、押し合っている姿は、勇敢ですね。

燃える男たちの熱いぶつけ合い!押し合い!

川内大綱引のみどころは、どこにあるのでしょうか?

綱の真ん中に押し隊がいて相手の陣地に突進してぶつかり合い、敵の体制を崩します。

相手側が疲れたところで号令を出し、一気に引きます。

2015大綱引実行委員長インタビューより引用

綱の真ん中ほどに押し隊がいて、相手の陣地に突進してぶつかり合っているのには、意味があったんですね。

敵の体制を崩し、疲れさせておいて、号令を出して一気に綱を引くというところが見るときのポイントのようです。

もし、あなたが川内大綱引を見物に行かれる時には、みどころを覚えておいてくださいね。

 

一般的な綱引きと違うルール

川内大綱引は、一般的な綱引きとは違い、独特のルールで行われています。

川内大綱引を見物に行かれる際には、ルールを知っていた方がもっと、楽しめるかもしれませんね。

川内大綱引のルールは次のとおりです。

上方(赤)と下方(白)に分かれていて、それぞれ4つの部隊で構成されています。
4つの部隊というのが、「太鼓隊」「引き隊」「押し隊」「ワサ隊」です。

  • 太鼓隊
    上方、下方に一番太鼓から十番太鼓までそれぞれ10人いる。
    綱の横側に一列に並んで一斉に太鼓を打ち鳴らす。
    引き隊は、この太鼓の合図に合わせて綱を引くので、攻撃を指揮する重要な役目を担っている。
  • 引き隊
    綱を引く部隊。太鼓隊の合図に合わせて、大綱にくくりつけた「引き綱」を一斉に引く。
  • 押し隊
    相手の陣地に突進してぶつかり合い、相手の引き隊の体制を崩し自軍の引き隊が綱を引きやすくする。
    川内大綱引独特な勇壮な綱引の中心となる。
  • ワサ係・ワサ払い
    綱が相手から引かれ形勢不利となった際、綱の最後尾にある「ワサ」と呼ばれる輪を、中央の「ダン木」にかける。
    綱はそれ以上引かれない。

ワサ係・ワサ払いは水色のハチマキと水色のTシャツが特徴。
笛を吹きながら走ってきてダン木周辺の人を払っていきます。
1つは、曲げたワサのところに巻き込まれて大怪我をしないように、もう一つには、ワサをダン木に確実に掛けるためのようです。

川内大綱引の開始から引き・ワサ掛け・押し・引き・ワサ掛け・押し・引きを繰り返し、一定時間たつと綱にノコが入れられます。

その時に綱の中央を自陣側に持っている方の勝ちとなります。

 

川内大綱引では、最後にノコを入れ綱が真っ二つに切れるため、大綱はその年1回だけしか使えないんですね。

何とも、もったいないような気もしますが、逆に言えばその大綱をつくりだすパワーとエネルギーが薩摩川内市の皆さんには溢れていると感じてしまいました。

川内大綱引に実際に参加される方も、見物に行かれる方もくれぐれも怪我をされないようにしてください。

川内大綱引を見物に行かれるアベックの方もいらっしゃるかもしれませんね。

女性の方でしたら、シンプルな服装、靴は日頃から履き慣れていて、ヒールのない靴などにされた方が良さそうです。

男性の方もシンプルな服装で動きやすく歩きやすいのが一番です。

おわりに

鹿児島県薩摩川内市で毎年開催される伝統行事「川内大綱引」について、お伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

以下にまとめておきましたので、ご覧ください。

  • 川内大綱引とは、鹿児島県薩摩川内市で毎年9月に開催される綱引きの伝統行事である。
  • 日程:2016年(平成28年)9月21日(水)雨天決行
  • 場所:国道3号大小路側
  • 交通規制:国道3号線は通行止めになる。
  • 川内大綱引のみどころは、押し隊が相手の陣地に突進してぶつかり合い、敵の体制を崩したところで号令を出して一気に綱を引くところである。
  • 川内大綱引は、一般的ないわゆる綱引きとは異なり、独特のルールで行われる。

川内大綱引を見物される時には、くれぐれも怪我をされないように注意してくださいね。

お気をつけて、お出かけ下さい。

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